四神戦隊メイデン・フォース

Bad End After_黒巫女(3)

 バシャァッ!
「ひうっ!?」
 突然全身を襲った冷たさに、摩耶は身を震わせながら目を覚ました。
 ポタッ、ポタッ
 眼前には、水が滴る木の手桶を持った『教官』が膝立ちで、摩耶を覗き込んでいる。
 己の髪から滴る感覚からも今の冷気は、彼女が浴びせた水のようだ。

 見れば自分がいる場所は、汚れた板で仕切られ、床には割石が敷き詰められている。
 そして頭上には、何かの容器に穴を開けた簡易なものだが、シャワー・ヘッドらしきものもつり下げられていた。
 ここはどうやら、『シャワー・ルーム』のようだ。 

 『教官』は、
「・・・彩華様から、早く身を清めて集まるように言われているの・・・私はもう済ませたから、貴女を綺麗にしてあげるね・・・よいしょっ、と」
 そう言うと、床にへたり込む摩耶を跨ぎ、『シャワー』のコックへ手を伸ばす。
 すると、摩耶の顔に『教官』の股間が押し付けられ摩耶は思わず赤面するが、彼女はそんなことは全く、気にしていないようだ。
 それに、確かに彼女の言うとおり彼女のそこは『清め』を『済ませた』らしく、先程の様な強烈な臭気はしない。

 『教官』がコックを捻ると、
 チョロッ
 『シャワー・ヘッド』から水勢の弱い冷水が零れ出す。
 それを見た彼女が、
「・・・シャワーの方を向いて・・・私が洗ってあげるから」
 そう言うと、
 クッ
 摩耶の『肉体』はのっそりと動きだし、『シャワー』へと向いた。

 『教官』は、従順に動く摩耶の姿に笑みを浮かべると、掌に滴る水を馴染ませながら、
「じゃあ、洗うわね・・・」
 ビチャッ・・・ヌルッ
 小便に塗れた摩耶の『肉衣』を洗い流してゆく。

 人の手とは言え、汚物に塗れた『体』が綺麗にされるのは、心地が良い。
「・・・ぐじゅっ・・・はぁっ」
 アンモニア臭い口内を漱ぎながら摩耶は思わず、安堵の溜息を漏らした。
 しかし、
「・・・この『服』、すべすべしてて気持ち良い・・・うふふ、それにとってもイヤラシイ・・・乳首までこんなにくっきりさせて・・・」
 『教官』がそう言うと、
 ニュルッ、ニュルッ
 彼女の手つきは俄に、妖しいものへと変わる。
 摩耶の漏らす声もそれとともに、
「・・・んっ・・・はぁんっ・・・」
 艶を帯びたものへ変じていった。

 『教官』は摩耶の反応に気を良くしたのか、
「・・・ふふっ、気持ち良い?・・・お漏らししちゃったココは、念入りに洗わないとね・・・」
 そう言って、 摩耶の秘裂に指を伸ばすと、
 クパッ・・・クチュッ、クチュッ
 そこを割り開き、中指で尿道口と膣内を『洗い』出した。

 それに摩耶は、
「んっ・・・はあっ!」
 トロォ
 小便だけではない汁を溢れさせながら、一層艶やかな声を上げる。

 グチュッ、グチュッ
 明確に、粘液質な音を立て始めた摩耶の股間を弄りながら『教官』は、
「あらぁ、駄目じゃない・・・折角洗っているのに、エッチなお汁で汚しちゃぁ・・・うふふっ、貴女、とっても感じやすいのね・・・良い肉奴隷になれるわよ・・・」
 ヌプッ、ヌプッ
 本来の『洗う』作業から淫技へ手管を変化させてゆくが、『肉体』の自由を奪われた摩耶は、 
「ひぃんっ!?」
 それを甘受するしかない。
 つい先日までは神凪の巫女を統べ、瑠璃に次ぐ地位を占めていた彼女が、今では一介の下賤な肉奴隷にすら恣にされる−
 その屈辱と悦楽に塗れながら摩耶は、憤怒とも羞恥とも言える感情に、頬を染めた。

 『教官』は、そんな摩耶の心中に思い及ぶ筈も無く、
「それにしても綺麗なピンク色・・・彩華様から聞いてはいるけど、本当に処女なのね・・・」
 己の興味のままに摩耶の秘所を弄び、羨望の言の葉を漏らすがそれも直ぐに、
「うふふっ、でも可哀想・・・妖魔のチンポを填めて貰えないなんて・・・」
 憐憫の声音へと変わる。

 『教官』が、哀れみの視線を摩耶に向け、
 クチャッ、クチャッ
 見せつけるように自慰をしながら、
「んふっ・・・代わりに私が、妖魔に服従する悦びを教えてあげる・・・でも、まずは一回・・・イってしまいなさい!」
 グチャッ、グチャッ
 摩耶の秘所を荒々しく弄ぶと、
「いっ・・・ふぁぁあっ!?」
 彼女の言葉通り摩耶は、絶頂に達してしまうのだった−



「揃ったわね・・・」
 彩華はそう言いながら腰の鞭に手を遣ると、ホールに居並んだ『教官』達と『生徒』達の『コスチューム』に視線を滑らせる。
 だが同じ『コスチューム』を身につける彼女達の反応は、相反するものだった。

 『教官』達が誇らしげに着こなし、『生徒』達が羞恥に頬を染めるその『コスチューム』は、黒と白の『メイド服』様ではあるが胸元は切り取られ、超ミニのスカートは露わになった秘所を完全に隠すことはできず却って、その淫猥さを強調するツールとなっている。
 更に、腿丈まである漆黒のストッキングと矢張り漆黒のヒールが彼女達を淫靡に修飾し、ヘッド・ドレスのみが『メイド』であることを確かに主張していた。
 その衣装は『淫魔の館』に相応しい、『メイド』の姿と言える。

 満足そうに摩耶達の姿を一通り眺めた彩華は果たして、
「・・・今日からお前達は、『館』付きの『メイド』として働くのよ・・・それぞれの『教官』に従って誠心誠意、淫魔の皆様に尽くしなさい」
 そう命じると、
 ピシッ
 鞭で床を一叩きした。

 それに応じるように摩耶達は、膝をつき一礼すると、『館』に向け歩み出すのだった。



「・・・私達は、1階の廊下と食堂の清掃、それと給仕が担当だから・・・まずは廊下の掃除をしよっか」
 それぞれ2階と3階の担当である葵と楓と別れた摩耶は『教官』と、階段下にある用具入れの前に居る。

 用具入れから薄汚れたモップを取り出し、摩耶にそれを手渡しながら『教官』は、
「はい・・・そう言えばまだ自己紹介してなかったね・・・私は『アカリ』・・・よろしくね」
 モップとは逆の手を差し出した。

 摩耶はシャワー室での一件を思い出し、一瞬躊躇はしたが、
「・・・上月、摩耶です・・・よろしく」
 おずおずとアカリの手を取り握手する。

 淫猥な装束を纏い、『敵』の陣中へ放り込まれた摩耶だが、こんな些細な『日常』でも、微かに彼女の心を軽くした。
「・・・よいしょっ、じゃあ行こうか」
 そんな摩耶にアカリは明るい笑みを浮かべながら、バケツを持ち、廊下へと向かう。
 しかし、斯様な『些細な日常』ですらも、長続きはしない−

 トンッ、トンッ、トンッ
 軽やかな足音に加えて、
「ん・・・ふわぁーっ・・・」
 どこか間延びた声が頭上から聞こえた。

 その刹那アカリはすっと、声の主の前−階段前の壁際に移動し、頭を垂れる。
 アカリに取り残される形となった摩耶は、モップを持ったまま、声の主を見上げた。

 大きく欠伸しながら伸びをし、眦にうっすらと涙を浮かべる淫魔は、『少女』と呼ぶべきあどけなさが残っている。
 だが、漆黒の翼に尻尾、ボンデージ調の装束、それに、
 ビクンッ、ビクンッ
 股間にそそり立つ醜悪な肉塊は、彼女が立派な淫魔であることを何よりも如実に示していた。

 その淫魔は、目尻に浮かぶ涙の玉を拭いながら、
「・・・ん?」
 摩耶へと向く。

 微かな恐怖に頬を引きつらせる摩耶の横でヒカリは、幼き淫魔にお辞儀をしながら、
「・・・お早う御座います、麻里様」
 そう言うと、
 クッ
 と膝を折り、スカートの端を摘まんで『メイドの挨拶』をした。
 そして、
「・・・貴女もするのよ」
 頭を垂れながら摩耶にそう命じると、
 クッ
 摩耶の『体』も『メイドの挨拶』をする。
 この体勢では、秘所が淫魔に丸見えだがそれ自体−己の最も大切な部分を曝し絶対服従を示すこと−がこの『挨拶』の目的なのであった。

 『麻里』と呼ばれた淫魔は、羞恥に頬を染める摩耶の許までやってくると、
「・・・ふーん、貴女なんだぁ・・・へーえ・・・」
 そう呟きながら、俯く摩耶の顔を下から暫し覗き込む。
 幼い顔つきではあるが、紅く細い虹彩を持つ彼女の瞳は、『狩猟者』としての鋭気を摩耶に遠慮無く放つのだった。

「くっ・・・」
 それに摩耶は恐怖心を感じ、本能的に内股を震わせる。
 だが麻里は数瞬摩耶を眺めると興味を失ったのか、ひらりとヒカリに向き直ると不意に、
「・・・オシッコ」
 尿意を告げ、猛る肉塔をヒカリに突き出した。

 それにヒカリは、
 カタン
 手慣れた手つきで股の下にバケツを置き膝を一層屈めると、
「・・・お使いください」
 そう言って、股を淫魔に突き出す。

 麻里は、
「・・・ん」
 ズププッ
 前戯もなしに巨根をヒカリの中へ突き入れると、
 ショロロロォ
 放尿を始めた。

「・・・んっ・・・ひっ・・・はぁんっ・・・」
 ヒカリは、尿を膣で受けとめながらその快楽に悶えるが、
 カクッ、カクッ
 どうにか膝でバランスを取り、崩れ落ちるのを防ぐ。
 しかしその度に肉棒が僅かに抜き差しされ、 
 ポタッ、ポタッ
 バケツに漏れ出た尿が滴り落ちた。

 傍らに立つ摩耶はその光景に、
『何よこれ・・・人間は便器以下の扱いなの!?』
 驚愕を隠せない。
 だが、『新米宮奴』への『儀式』から考えても『宮奴』にとってこれは、異常な行為ではないのだろう。
 それに、
「・・・いっ・・・ひあんっ♡」
 恍惚の表情を浮かべるアカリがその事をこれ以上になく、証明していた。

 麻里は1,2分ほど放尿すると、
「・・・んっ・・・ふっ・・・」
 ヌプッ
 徐に、ヒカルから肉棒を抜き去り、仁王立ちとなる。

 ヒカリは、更に膝を屈めて、バケツに跨がる様な姿勢を取ると、
「んっ・・・」
 ピチャッ、ピチャッ
 尿に塗れた麻里の肉棒を、舐め清め始めた。
 そんな彼女の股下では、
 ビチャッビチャビチャッ
 栓を失った膣穴から濁った黄色い水が、バケツへ流れ落ちてゆく。

 ヒカリが麻里の尿を舐め取ったところで、
「・・・スッキリしたよ・・・ありがと」
「いいえ、お仕えできて嬉しゅうございます」
 2人はそう遣り取りし、麻里は廊下の奥へ去っていった。

 淫魔が去った後ヒカリは、
「んっ・・・!」
 いきみ、
 ボトッ、ボトッ
 膣内に残った尿と愛液の混合物を絞り出すと、バケツにかかった雑巾で秘所を拭き、何事もなかったかの様に立ち上がる。

 そんなアカリに摩耶は、
「・・・貴女・・・正気なの?・・・淫魔の・・・便器になるなんて・・・」
 怒気を孕んだ言の葉をぶつけるがアカリは、
「・・・うふふ、ウブな貴女には刺激が強すぎたかしら?・・・私達『宮奴』は、妖魔の皆様のあらゆる要求に応えるのが務めなの・・・邪界の騎士階級である淫魔の皆様に仕えることは、とっても名誉なことなのよ?・・・ふふっ、貴女もすぐに慣れるわ」
 事も無げにそう答えると、バケツを持って廊下を歩き出した。

 その答えに摩耶は、
「・・・」
 言葉を失うが、
「・・・何をしているの?・・・行くわよ」
 アカリがそう言の葉を吐くと、『摩耶』は彼女に付き従うしかないのだった。



 ザバッ
 アカリはバケツに溜まった尿を、便器へと流す。
「・・・」
 その後ろ姿を眺めながら摩耶は、呆然と立ち尽くしていた。 

 事もあろうにあの淫魔は、『トイレ』があるのにもかかわらず、アカリにその代役を務めさせたのだ。
 この館において自分達人間は本当に、『便器』以下の存在なのである。
 それは摩耶に、絶望感を与えるには十分な『事実』だった。

「・・・んっ・・・ふっ・・・」
 そんな絶望にうち拉がれる摩耶の眼下でアカリが、便器に抱きつく様な姿勢で、呻き声を漏らし始める。
 摩耶は慌てて、
「どうしたのっ?・・・大丈夫?」
 そう叫ぶと屈んで、アカリの肩に手を置く。

 アカリは身悶えながら、
「・・・んっ・・・くっ・・・もう・・・ダメ・・・」
 そう言葉を漏らし、便器の蓋を閉めそれに跨がると、股を大きく開き、
「・・・ねぇ・・・セックス・・・しよ?」
 潤んだ瞳で摩耶を誘うのだった。

 先程麻里に尿を注がれた秘裂からは、
 ドロォ
 止めどなく蜜が溢れ、便器の蓋を汚す。
 アカリは秘裂を指で割り開くと、
「・・・麻里様のオシッコで私、こんなになっちゃてるの・・・貴女のぶっといソレで、貫いて欲しいな」
 そう媚びた声で更に、摩耶を誘うのだった。

 淫魔の体液が強力な媚薬になること自体は知識として、摩耶も十分に理解している。
 しかし、
「こんな・・・ところで・・・それに・・・」
 先程のアカリの痴態と、セックスをすることへの抵抗感が摩耶を躊躇させた。

 だがアカリが、
「うふふっ、いいのよ・・・ここは淫魔の館・・・仕事さえこなしていれば私達肉奴隷であっても、欲望のままに過ごしていいの・・・さあ・・・来て・・・」
 そう言って両腕を広げると『摩耶』は本人の意思とは裏腹に、ゆっくりとアカリへ歩み寄ってゆく。

 そして、
「・・・あ・・・あ・・・」
 摩耶が躊躇う間に、
 ズブブブッ
 アカリの中へ己が分身を突き入れてしまうのだった。

「ひっ・・・あっ!!」
「んっ・・・ああっ!!」
 一つになった二人は、嬌声を上げながら反射的に、互いを抱き締めあう。

 自然と、アカリを押し倒す形になった摩耶の尻にアカリは、己の脚を組み付けると、
「貴女素敵ぃ・・・んふっ、流石は邪水晶様謹製の肉人形ね・・・うふっ、もっと激しく犯してぇ」
 ユサッ、ユサッ
 自ら腰を振って、摩耶をより深く、深くへと誘う。

 アカリが尻に脚を組み付けたことにより、
 ゴリュッ、ゴリュッ
 摩耶のアヌスに穿たれた張型が、彼女の腸壁を一際抉った。
 
 摩耶は、
「ひぐぅっ!?」
 その責めから逃れるかの様に、
 グィッ
 腰を突き出すが、
「んっ・・・はぁっ・・・んんっ!!」
 麻里の尿によって強制的に発情させられたアカリの中は、灼けるかの如く熱く、更に肉奴隷として『鍛え上げられた』肉襞は、摩耶を悦楽の底へ引き摺り込む。

 前後からの責め苦に摩耶は、
「ひぅっ!?・・・うふぅんっ!」
 体を振って逃げ場を探そうとするがそれは結果として、
 ガツッ、ガツッ
 アカリの肩を便所の壁に叩きつけるほど激しい交合へと陥れた。

「ふっ・・・ああっ・・・凄いっ!・・・もっと、もっと激しく犯してぇっ!!」
 望む快楽を与えられたアカリはその興奮のままに、
 ギュゥゥッ
 摩耶へ組み付けた脚を更にきつく締め上げる。

 ゴヌッ、ゴヌッ
「ひぎぃいっ!?」
 直腸から更に奥へ、張型の侵入を許した『摩耶』は、
 ズヌッ、ズヌッ
 アカリを激しく犯し、アヌスの苛烈な刺激を快楽とバランスさせようと図るのだった。

「ぎっ、ひぁあぁっぎぃっ!?」
 本人の意思とは関係なく押し寄せる圧倒的な感覚に、
 ブツンッ
 摩耶の理性は敢えなく焼き切れる。

 そして、獣欲のみに支配された『摩耶』は、
「いっ・・・ふっ・・・ふぅんっ!」
 ゴスッ、ゴスッ
 『生殖』を図る猿の如くただ、荒々しく腰を振り続けるのだった。


 
 長いテーブルに居並んだ淫魔を前に、彩華を筆頭に摩耶達は、横一列に居並んでいる。

 この館に住まう淫魔は30名。
 邪鳳が隊長を、邪龍が副隊長を務める1番隊、邪亀が隊長を務める2番隊、そして邪虎が隊長を務める3番隊の隊員−淫魔は、それぞれ隊ごとにテーブルにつき、無遠慮で好奇に満ちた視線を、新たな『宮奴』達に向けていた。
 その中には先程、アカリの中へ小便を放った淫魔も3番隊の隊員として、席を連ねている。

「・・・皆様、今日からこの館でご奉公させていただく『宮奴』をご紹介させていただきます・・・さあ、自己紹介なさい」
 彩華が一礼し、そう口上を述べると、
「・・・上月・・・摩耶です・・・宜しく・・・お願いいたします・・・」
 摩耶は膝を折り、『メイドの挨拶』をした。
 それに倣うように葵も、
「水、島・・・葵・・・です・・・宜しくお願いいたします・・・」
 続いて膝を折る。
 しかし、
「・・・ぐっ・・・つ・・・ちっ・・・」
 楓だけは苦悶の表情を浮かべながら、『肉奴隷』としての自分を否定するかの如く歯を食いしばり、名乗りを拒んだ。

 彩華は、
「この・・・」
 鞭をしならせ、楓に浴びせようとするがそれを邪虎は手で制し、
「あら・・・頑張りますねぇ・・・でも・・・」
 そう言って楓に歩み寄ると、
「ふふっ、ここは・・・こうされたかったんじゃないかしら?・・・あむっ・・・じゅるっ」
 屹立した楓のモノにむしゃぶりつき、
「んふっ・・・じゅるるぅっ」
 中身を啜り始めた。

 その抜け駆けに、
「邪虎様ずるーい!」
「私にもしゃぶらせてくださいよぉ!」
 邪虎が隊長を務める3番隊の淫魔達から、黄色い抗議の声があがる。

 そんな声の中楓は、邪虎の巧みなフェラチオ術によって忽ちのうちに、
「うっ・・・はぁっっ!!」
 ドピュッ、ドピュッ
 彼女の口内へしとどに、射精してしまうのだった。

 それを邪虎は飲み干すと、うっとりした表情で、
「んっ、こくんっ・・・んふふ・・・とっても濃くて美味しかったですよ・・・ご馳走様♡」
 そう言って妖艶な笑みを楓に向ける。
 流石にそんな邪虎の所行には、
「「「「「!!!!!」」」」」
3番隊以外の隊員からも抗議と羨望の声があがった。

 邪鳳は、騒然とする食堂の光景に苦笑を浮かべながらも、
「・・・たくっ・・・まあまあみんな、落ち着いて・・・こうしようじゃないか」
 そう言って食前酒を呷り、それが満たされていた小さなグラスを空にすると、
 ガタッ
 徐に席を立ち、摩耶の前に立つ。

 そして、
 ギュッ・・・ピトッ
 摩耶のモノを握り、筒先をグラスの中へ向けると、
 コシュコシュコシュッ
「ああっ・・・!」
 彼女の竿を激しく擦りだした。

 突然の手淫に摩耶は溜まらず、
「ううっ・・・!!」
 ドプッ、ドプッ
 グラスの中へ勢い良く射精し、見る間にそれを満たしてゆく。

 ポタッ、ポタッ
 壁面から精液を滴らせるグラスを掲げながら邪鳳が、
「・・・こうして、一人一杯ずつ、美味しい『食前酒』を頂こうじゃないか・・・」
 そう提案すると、わぁっ、という歓声とともに、摩耶達へ淫魔達は群がるのだった。

「あははっ、すごーい!・・・この娘ウブな顔して、出す量は乳牛並よぉっ!!」
「くぅっ・・・!!」
 楓は眦の端に、屈辱の涙を浮かべるが、一度射精に慣れた彼女の肉筒は、
 ドピュッ、ドピュッ
 本人の意思とは関係なく、『食前酒』を淫魔達のグラスに注ぎ続ける。

 その横では葵が、
「・・・んっ・・・ふぅんっ!!」
 ドプッ、ドプンッ
 僅かに粘り気のあるザーメンを、グラスの中へ放ち続け、それをグラスで受けていた淫魔が、
「この娘の、とっても濃ぉい!!・・・隣の娘のとは違うよ?・・・邪鳳様ぁ、飲み比べしてもいいですかぁ?」
 そう、邪鳳にねだるが邪鳳は、
「駄目だ、一人一杯だけだぞ!・・・グラスに注いだら、みんな席に戻れ」
 部下達に着席を命じると、
「んっ・・・ぐぅぅっ!?」
 ドピュッ、ドピュッ
 淫魔に精を搾り取られ続ける摩耶の肩を叩き、
「・・・ふふっ、最高の『自己紹介』だったよ、摩耶姉ぇ・・・うふふ、これからよろしく」
 そう嘯くのだった。



 カッ、カッ
 最初に摩耶達が通された宮奴の館とは比較するのも憚れるほど豪奢な『淫魔の館』の回廊に、彩華のヒールの音が響き渡る。
 最上位者への服従の証として彩華は股あてを外しており、
 ツゥ
 その秘裂には薄露が伝っていた。 

 そして彼女の背後には、
 カツッ、カツッ
 市場に牽かれる家畜の如く、摩耶達が力なく付き従っている。

 『自己紹介』代わりに散々搾精された挙げ句、『給仕』の仕事まで終え疲労困憊の彼女達は更に、邪鳳に呼び出されたのだ。
 ズヌッ
「くぅっ・・・!」
 邪水晶の施した貞操帯は、文字通り『精根尽き果てた』摩耶達を嘲笑うかの様に、彼女達を追い立てる。
 やがて彩華は重厚な扉の前で立ち止まると、
 コンコン
 その扉をノックし、
「・・・邪鳳様、参りました」
 館の主へ声を掛けた。

 僅かな間の後、
「・・・入りなさい」
 入室を許可されると彩華は、
「・・・失礼いたします」
 頭を垂れながら、
 キィッ
 眼前の扉を開ける。

 その刹那、
 フワッ
 甘い花の様な芳香が、辺りに広がった。
 香でも焚かれているのか視界の先は微かに煙っており、その奥には4人の淫魔−かつての四神の巫女達が思い思いにベッドや椅子に腰をかけつつ、その淫靡な肢体を余すことなく曝している。

「・・・ご苦労様・・・下がっていいわよ・・・」
 邪鳳が目で促すと彩華は、
「はっ・・・失礼いたします」
 最敬礼し、部屋を後にした。
 パタン
 扉の閉まる音とともに、摩耶達は獰猛な淫魔どもの眼前に残される。

 嫌がおうにも、『餌』として淫獣に差し出されたことを自覚さざるを得ない摩耶達は、
 ギュッ
 胸元で手を握り締め、身を固くした。
 
 そんな摩耶達の姿に邪鳳は、胸に手をあて頭を垂れて、
「・・・ふふっ、みんなそんなに怖がらなくて良いよ・・・改めて、ようこそ淫魔の館へ・・・」
 そうおどけて見せた。
 しかしそれで、摩耶達の不安が晴れるはずもない。

「「「「ふふふ・・・」」」」
 事実、彼女達を見つめる淫魔どもの瞳は、肉食獣そのものだ。
 邪鳳は怯えの色を隠せない摩耶のもとへ歩み寄ると、
 サワッ
 『肉衣』で包まれたすべやかな下腹を撫でる。

「・・・うふふ、すべすべして気持ち良い・・・でも今は、摩耶姉ぇ達の感触を直に愉しみたいな・・・」
 邪鳳がそう己が欲望を漏らすと、
 ヌゥッ
 『肉衣』はそれに応じて収縮し、アヌスを犯すものとガーター・ベルト様に腰回りを覆うもののみとなった。

 プルンッ
 瑞々しい果実の如く震える乳房の周りには、
 ヌロォ
 『肉衣』が吐き出した粘液が纏わり付き、妖しい色彩を放つ。

 その乳房に邪鳳は、
「・・・ふふっ、美味しそう・・・はむっ・・・」
 果実を食むが如くむしゃぶりついた。

「んっ・・・はぁあっ!!」
 邪鳳が食んだ箇所から、チリチリと灼くような、それでいて甘い熱が、急速に全身へ広がってゆく。
 摩耶達は与り知らぬことだが『肉衣』は、着衣者の肉体そのものを『改造』する。
 妖魔の淫らな肉人形となるべく摩耶の肉体は、性の感度が着実に高められているのだった。

 その横では邪虎が、
「・・・じゃあ私は、葵さんのココを・・・んふふっ・・・ちゅっ」
「ひぁっ!?」
 葵の股間にキスをする。

「んふふぅ・・・じゅるっ・・・葵さんのココ、とっても美味し♡・・・でもぉ、ちゃんと洗ってますぅ?・・・オシッコとエッチな汁の味がしますよ・・・まあ、私は大好きな味ですけど」
 邪虎がそう嘲ると葵は、
「嫌っ・・・そんなこと言わないで・・・」 
 頬を真っ赤に染め、股を閉じようとするが、彼女の肉体は頑として動くことは無い。

 そんな葵を邪虎は、
「・・・ふふっ、そんなこと言って・・・じゅるっ・・ココはさっきからお汁が溢れっぱなしですよぉ?・・・葵さんって、本当はマゾなんじゃないですかぁ?」
 更に言葉で詰る。
 それに葵は反論しようとするが、
「そんなっ・・・ことはっ・・・んんっ・・・くぅんっ!?」
 言葉を結ぶことはできず却って、
 トロォッ
 邪虎の言葉を裏付ける反応を示すだけだ。

 更にその横では、
「・・・ふふっ、さっきは大分威勢が良かったじゃないか・・・しかし・・・」
 コシュッ、コシュッ
「ひぎぃっ!?」
 ドピュッ、ドピュッ
「ここは随分だらしないな・・・お前は口だけか?・・・くくっ・・・」
 邪亀に手淫を施された楓が、白濁液を盛大にぶちまけている。

 そして、
「・・・本当に・・・ふふっ、マン汁をこんなに垂らして・・・守護巫女は揃いも揃って、マゾなのかしらねぇ・・・んふっ・・・じゅるるっ」
 射精の悦楽に震える楓の股間には、邪龍がむしゃぶりついていた。

「んっ・・・ぎっ・・・くそぉっ!!」
 楓は淫魔どもの嘲りになんとか抗おうとするが、
「いっ・・・はぁんっ!」
 耐えようとすればするほど体の感覚が鋭敏となり、期待とは相反する結果しか得られず守護巫女達は為す術もなくただ、獰猛な淫魔の餌食となるばかりであった。

 そんな中、邪鳳は、
 キシッ 
 部屋の奥に置かれたベッドに摩耶を誘い、
 トスッ
 上からのし掛かる様に、摩耶をベッドへ押し倒す。

 そしてふと、
「・・・私ね・・・摩耶姉ぇのこと、ずっと尊敬してたんだ・・・」
 そう独白すると、『南原朱美』の顔に戻り、優しく摩耶の頬を撫でた。

「強くて優しい・・・摩耶姉ぇが、本当の姉さんだったら・・・いつもそう思っていたんだよ・・・」
「朱美・・・」
 そんな二人の間に、束の間の優しい空気が流れる。

 しかし、
 ボタッ、ポタッ
「!?」
 摩耶の肉棒に垂れる滴が、それを唐突に終わらせた。

 邪鳳は、
「・・・だから摩耶姉ぇを淫魔にして、『本当』の姉妹になりたかったんだけど・・・邪水晶様のご意思でそれが無理なら・・・」
 一度そう言葉を切ると、
 ギラリ
 瞳を紅く光らせ、
「ふふっ、摩耶姉ぇ・・・『夫婦』になろうよ・・・だから、私を孕ませて・・・」
 グッ
 潤みきった秘裂を摩耶のモノへ押し付け、
「やめて、朱美ぃっ!」
 抗う摩耶の声を無視し、
 グッ、ズブブッ!
 一気に摩耶を飲み込んだ。

 グヌヌヌッ
「んっ、はぁぁあっっ!!」
 本人の意思を嘲笑うかの様に摩耶の逞しい分身は、
 ズプププッ
 『牡』としての本能を果たすべく、邪鳳の最奥へと進んでゆく。

「はぁんっ!・・・摩耶姉ぇ素敵ぃっ!!・・・摩耶姉ぇのチンポ、私の中でキチギチいってるぅっ!!」
 それは最上級の淫魔である邪鳳であっても、『最上級』の快楽を彼女に与えるものだった。
 ゴリュッ
 忽ちのうちに、彼女が子種を望む場所に達したそれを感じた邪鳳は、
「はぁん♡・・・私達淫魔の受胎率はとっても低いけど・・・これだけギチギチ元気なチンポなら、本当に孕めるかも・・・ねぇ、摩耶姉ぇ、一杯私に注いで♡」
 ギシッ、ギシッ
 摩耶の上で受精を促す、淫らなダンスを始める。

「いっ・・・ぐっ・・・ぎぃっ!?」
 邪鳳の恐ろしい宣告を聞いた摩耶は懸命に下腹へ力を込め、悦楽から逃れようともがいた。
 彼女の言うとおり、淫魔が受胎する確率など極めて低いものではあろうがそれは、ゼロではない。
 敵の虜囚となったばかりか、妖魔に己の子を孕ませる−不名誉、という言葉だけでは済まされない結末に摩耶は恐怖する。

 だが、彼女の奮闘は必然、
 ゴリュッ
「うひぃっ!?」
 肛内に埋め込まれた張型の侵入を許すこととなって、摩耶は反射的に、
 グリィッ
 邪鳳の子宮口の奥へ、肉槍を突き込む形となった。

「あはぁっ!・・・嬉しい、摩耶姉ぇっ!・・・摩耶姉ぇのチンポで私を孕ませてぇっ!!」
 邪鳳は歓喜の声を上げ、だらしなく眦を下げると、
 ギュゥゥッ
 膣肉と子宮口を狭め摩耶から子種汁を搾り取ろうと、
 グチュッ、グチュッ
 性技の限りを尽くす。
 淫魔最上級の膣肉で扱かれ、それに淫魔最高の淫技を加えられた摩耶が、
「・・・ぎっ・・・ひあぁあああっ!!」
 耐えられる筈も無い。

 ビュクンッ、ビュクンッ、ビュクゥッッ
「ひぉぉおおぉっ!!」
 邪鳳の中に、孕み汁を大量にぶちまけながら摩耶は、
『ひっ・・・ぎぃっ・・・何コレぇっ!?・・・私が・・・私が吸い出されるっ!?』
 猛烈な虚脱感に襲われていた。
 彼女の『分身』は、自身の内に生成される『神気』を『瘴気』に変換し放出する『魔具』でもある。
 淫らな肉体改造を施されたとはいえ、未だ『神凪の巫女』たる彼女にとってその感覚は正に、『自身が吸い出される』ものに他ならない。
 しかしそれは『淫魔』にとって、真逆の効果をもたらすのだった。

「はぁんっ♡・・・摩耶姉ぇの瘴気、とっても美味しい♡」
 蕩けた表情を浮かべながら邪鳳は、歓喜を体現するかの如く、 
 ビュクッ、ビュクンッ
 盛大に射精し、
 ビチャッ、ビチャッ
 摩耶の肢体を穢す。

 やがて、
 タプンッ
 『想い人』の精で満たされた腹をさすりながら邪鳳は、
「・・・うふっ・・・摩耶姉ぇのせーし最高っ!・・・ねぇ・・・もう一回シよ?」
 そう言うと、再び腰を振ろうとするが、
「・・・もうっ、駄目よ!」
 ドンッ
「あんっ♡」
 横から割り込んできた影にそれを妨げられた。

「・・・私だって摩耶さんに孕ませて欲しいんだから・・・ねぇ摩耶さん・・・今度は私とシましょ♡」
 邪龍は欲望に満ちた表情でそう言いながら、
 ドロリ
 『お預け』を食ったせいか粘度を増した淫液が漏れ続ける秘所を、
 クチュッ
「んふ♡」
 摩耶の未だいきり勃つ肉塔に押し当てると、
 ズブブブゥッ
「ひあぁうぅっ!!」
 一気に腰を落とす。

 ギチッ、ミチィッ
「あぁんっ・・・本当に摩耶さんのスゴイ♡・・・私にも一杯注いでくださいね♡」
 邪鳳への射精を終えても尚、膣肉を占める存在感を失わない肉槍に邪龍は、恍惚の表情を浮かべながら、
 ギシッ、ギシッ
 腰を振り始めた。

 一方、陵虐者を邪龍に替えられた摩耶は、
「ぎひぃっ!?」
 射精で敏感になった肉棒を扱かれ、その『苦悦』に脂汗を浮かべながら苦悶する。

 しかし、
「んふっ・・・摩耶さん本当に素敵ぃ♡・・・私も貴女の奥さんにしてくださいね♡」
 淫悦に溺れた淫魔に、彼女の苦しみは伝わる筈も無い。

 ギチュッ、ギチュッ
「ひぃぃいぃっ!?」
 より激しさを増した邪龍の責めに、悲鳴を上げ続けるしかないのだった。

 その摩耶の横では、
「ふふっ、面白い・・・元四神の巫女と守護巫女の子か・・・さぞかし邪悪な子だろうな・・・くくっ、お前の穢れたザーメン、私に一杯呉れよ」
「ぎぃいっ!?・・・やめろぉっ・・・やめてぇっ!!」
 邪亀が楓を、
「もうっ!・・・葵さん、邪亀はあんなこと言ってるけど、私達の子ならきっと可愛いですよ・・・だからぁ・・・いーっぱい、愛してくださいね♡」
「ひぃいぃっ!?・・・許してぇっ!!」
 邪虎が葵を嬲る。

 部屋を満たす『巫女』達の悲鳴は重厚な筈の扉から漏れ、嗚咽の如く館中に響き渡るのだった。

Bad End After_黒巫女(3) おわり

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