四神戦隊メイデン・フォース_True end After Side B
第1話
雑多な妖魔どもが入り乱れ奏でる、
ガキンッ、キィンッ
「「ワアァァッ!」」」
金属音と怒声は直ぐに、
ザグッ、ボグッ、グシャァッ
『命』が『肉片』に堕す、『ハーモニー』へと変わる。
そしてそれは、
「ギャアァァッ!!」
『絶叫』という数多のコーラスを得て、『死』という狂想曲へと昇華し、『戦場』という名の『劇場』を支配した。
そんな剣戟と散華の狂想曲を背に、
「・・・」
一人の女が悠然と、山肌の中にある祠へと入っていった。
ピチャンッ、ピチャンッ
『洞穴』と呼ぶに相応しいその祠の中は、
ヒヤッ
汗で蒸れ、血飛沫の生臭い香りが漂う外界がまるで夢現であるかの様な別世界が広がっている。
肌寒ささえ感じさせる、冷気に満ちた祠の奥からは、
ゾワッ
冷気とは異なる種類の『寒気』−瘴気が、一筋の流れの如く溢れ出してきた。
それに女は、
『間違いない−』
一つの確信を得て、足早にその『寒気』の源へと近付いてゆく-
カツン、カツンッ
剥き出しの岩肌に、女の靴音が甲高く鳴り響く。
『源』から漏れ出した強大な魔力の所為か、祠の中には燐光が満ち、その行く先に迷うことはない。
それどころか、『源』へ近づくに連れ、燐光は明確な『光』に変わりやがて、それが眩いばかりとなったところに、
「あった・・・」
女の目指すべきものはあった。
それは、
コオオォォッ
台座の如く据えられた巨岩に突き立てられ、猛烈な魔力と瘴気を放っている。
余りの禍々しい存在感に、
「・・・っ!!」
女は一瞬たじろぐが、
グジュッ、グジュッ
彼女が纏う『モノ』が蠢くと一転、
「・・・んっ・・・あはぁっ♡」
歓喜と恐怖が入り混じった表情を浮かべ、一歩、また一歩と、『目指すべきもの』との間合いを詰めてゆく。
『光源』とも言うべき、『目指すべきもの』に近づくに連れ、女の姿がショー・ライトに照らされたかの様に浮かび上がった-
ヌルウゥッ
粘液に塗れた肉の『鎧』は、女の肌に張り付き、
ギュウゥッ
その魅惑的な肢体を、扇情的に締め上げる。
そして、
ヌチョッ、ヌチョッ
「・・・んっ、はぁっ♡」
内面にびっしり生えた繊毛触手が、自らが吐き出す催淫液を女の肌に塗りこみながら、妖しく蠢動していた。
更には、
ズヌッ、ズヌッ
本来股座を保護すべき箇所の『鎧』が、女のアヌスと膣をその身で埋め、生きた『バイブ』として彼女を責め立てる。
淫猥な『鎧』を纏った女は、
「はぁあぁぁんっ♡」
『目的物』に近づくにつれ、『歓喜』を顕すかの如く暴れるそれに、恍惚とした表情を浮かべ、
ボタッ、ボタッ
股座からは牝汁を溢しながらもどうにか、歩を進めてゆくのだった。
カツッ
亀の様な歩みではあったが着実に、女は魔剣の許へ辿り着く。
ゴオオォォッ
その剣はまるで、女の接近を知覚したかの如く、更なる瘴気を放ちだした。
女は、
「・・・」
魔剣へと手を伸ばすが剣は、
バチィッ
「・・・っ!?」
電撃の様な青白い閃光を放って、それを拒絶する。
『魔剣』は文字通り、『魔』の者しか持つことはできない。
『人間』である女を拒むのは、当然のことであろう。
寧ろ、これほど強大な魔力を有した剣が女を吹き飛ばさず、『拒む』程度の反応であることこそが不自然なのだ。
女は、手を伸ばしたまま暫し剣を見つめたが、その手を、
「・・・んっ」
濡れそぼる股座に当てると、
グチュッグチュッグチュウゥッ
『鎧』の『股当て』を激しく揺さぶり始める。
アナルと膣内へ深く潜り込んだ触手はそれに、
ギチュギリュリュッ
激しく反応し、女の更に奥深くへ、侵攻した。
ボゴッ、ボゴッ
女の子宮内へと侵入した触手はその体積を増しながら、子宮壁を苛烈に嬲る。
それとともに、
コオオォォッ
女が纏う『鎧』に、強大な『魔力』が沸き立ち始めた。
ボゴッ、ボゴッ
「あはぁっ♡・・・私ぃ・・・吸われちゃうっ♡」
女はその言葉通り、自らの『力』を『鎧』に吸われながらも喜悦に満ちた表情を浮かべ、剣へ手を再び伸ばす。
ギュッ
「・・・」
今度は拒まれることなく、女は魔剣の柄に手をかけることができた。
それだけで、
ドクンッ、ドクンッ
魔剣から溢れ出る魔力が女の中へ、奔流の如く流れ込む。
それは、女の臓物深くに潜り込んだ触手を、
グチュグチュグチュゥッ
「おほおぉぉっ!?」
著しく活性化させるのと同時に、
ゴオオンッ
女の『内』から生じる魔力をも増大させ、それと呼応する様に、
ズッ・・・ズルッ
魔剣がゆっくりと動き出した。
まるで、彼女を『適格者』と認めたかの如く-
やがて、
魔剣は、
「・・・いっ・・・ひゃあぁぁっ!!」
ビクンッ、ビクンッ
ズッ・・・キンッ
女の絶頂と同時に巨岩から抜け、女の手の内へ滑り込む。
コオオッ
強力な魔力と瘴気を放つ『魔剣』は、幅広の刀身に、血の如く紅い宝玉があしらわれた柄を持つ長剣である。
その魔剣を愛おしそうにかい抱くと女は、
「・・・うふふっ・・・これで『ご主人様』にご褒美が貰える♡」
『魔剣』を手に入れた、という『成果』よりも、それによって得られる『褒美』に思いを馳せ一層、股を濡らすのだった。
「・・・はっ、はっ、はっ・・・」
朝靄で煙る住宅街の中を一人の若い女が、軽快に駆け抜けている。
黒いスパッツの上に丈長のTシャツを着込んだ彼女の肌には、
ツゥ
朝露とも、汗ともつかぬ滴が滑り落ちていた。
ユサッ、ユサッ
ステップを踏む度にそのたわわな胸が揺れ、
トンッ、トンッ
胸間にある深紅のネックレスが肌を叩いて、生気に溢れた滴を飛ばしている。
タッ、タッ
坂を軽快に駆け上がった彼女は、雑木林に囲まれた豪奢な一軒家の前に辿り着くと、
「・・・はっ・・・ふぅっ」
膝に手を当て立ち止まった。
ポタッ、ポタッ
俯いた彼女の上半身からは汗が滴り落ち、乾いたアスファルトの上に染みを作ってゆく。
彼女はそのまま脚を広げ軽くストレッチをすると、
「・・・ふうっ・・・」
大きく息を吐き整えてから、彼女の年格好からすれば不釣り合いにも見える豪邸の中へ入ってゆくのだった。
毎日の日課であるランニングを終えた女−朱美は、首筋に吹き出した汗をタオルで拭きながら、
カチャッ・・・バタンッ
スポーツ・ドリンクのペット・ボトルを、冷蔵庫から取り出した。
キュッ
「・・・んっ・・・んぐっ・・・」
蓋を開け、一気に煽ったスポーツ・ドリンクが彼女の喉を上下させる度に、
ジワッ
一度ひきかけた汗が再び噴き出し、彼女の肌を洗い流してゆく。
「・・・ふぅっ」
コト
朱美がスポーツ・ドリンクを飲み干し、ペット・ボトルをシンクの上に置いた時丁度、
「・・・朱美さん、お早う御座います」
リビングに入ってきた雪が微笑みながらそう、朝の挨拶を投げかけてきた。
「お早う、雪・・・今日は早いのね」
朱美は、雪の背後にある壁時計で時間を確認しながら、微笑み返す。
そう、雪が起きるには、普段よりも一時間は早い。
「・・・ええ、今日はちょっと用事が・・・」
雪はパジャマ姿のまま、そうはにかみ、頬を赤らめた。
四神の巫女達が各個撃破された経験から神凪一党の重鎮達は、相互監視の意味も含めて、彼女達を同居させることにしたのである。
監視カメラで常時監視されるまでのことはないが、彼女達が身につけるネックレス-変身装置に埋め込まれたGPSで、位置の把握はされている。
「そうなんだ・・・じゃあ、私はシャワー浴びてくるね」
朱美はそう言って顔の汗を湿ったタオルで拭い、蒸れた汗の臭いを放ちながら、バス・ルームへ去ってゆく。
そんな彼女の後ろ姿を雪は、
「・・・」
何故か熱く潤んだ視線で見送るのだった。
「・・・んっ・・・」
汗を吸いきり肌に貼り付くまでになったTシャツを脱ぎ、
ベチャッ
洗濯籠にそれを投げ込むと、朱美はスポーツ・ブラとスパッツだけの姿になる。
元競泳選手の彼女としては、ランニングよりも全力で泳ぎたい−しかしそれを阻むもの−スパッツを盛り上げ、憎らしいまでに自己主張する肉棒が、
ジワッ
汗の臭いとともに、強烈な牡の性臭を放っていた。
『淫魔』として『牡』を発現させた雪や蒼乃と異なり、『外科的』に肉棒を植え付けられた朱美と沙夜子は、瑠璃の破邪の術を受けても尚、『牡』が消失することがなかったのである。
「・・・」
朱美は、まじまじ己の『牡』の象徴を見つめる。
モリッ
アンダーにショーツを身に着けても意味を為さぬその『大きさ』故に、直に穿いたスパッツが、
キュゥッ
その『性の象徴』を引き締め、一層際立たせていた。
同様に、サポーターを着けようが、明確に水着を盛り上げてしまう『ソレ』の所為で大好きな泳ぎも、プールを貸し切りにできる、月数度程度しかできない。
それに、
ブルンッ
以前より遥かに大きさを増した胸が、ランニングすら邪魔をする。
これも淫魔化の『後遺症』なのであった。
「・・・っ」
己の肉体に忌ま忌ましさしか感じることのできぬ朱美は、それを振り払うかの如く、スパッツに手を掛けようとする。
正にその時、
「・・・朱美さぁん・・・」
彼女の背後から、女のか細い声が聞こえた。
ある『確信』を持った朱美が振り返った先には果たして、
ジワァァッ
パジャマの股を、小便でも漏らしたかの如く濡らし、
ポタッ、ポタッ
裾から牝汁を滴り零す雪が、頬を上気させながら立ち尽くしている。
「・・・朱美、さん・・・わたし・・・がまん・・・できません・・・」
雪は濁った瞳でそう譫言の様に呟くと、蜜に引き寄せられる蝶の如く、朱美に歩み寄ってきた。
そしてそのまま、
「・・・はぁっ」
朱美の股間に取りつき、汗と性臭に塗れたスパッツに顔を埋めると、
「・・・んっ・・・すぅっ・・・はぁっ・・・凄い臭い・・・」
胸一杯にその臭気を吸い込み、恍惚とした表情を浮かべる。
それに朱美は、
「・・・雪・・・」
雪のなすがままにさせながら、複雑な表情を浮かべた。
邪水晶により、飲精奴隷として改造・調教された雪にとって朱美の強烈な『牡臭』は、彼女を『過去』へスイッチさせるには十分なトリガーとなり得る。
『元』四神の巫女達は、投薬やリハビリテーションにより、日常生活を送れる程度には回復しているが、各々の体に『染みついた』『性癖』は簡単に『治癒』できる筈もなく、彼女達に暗い影を落としていた。
「・・・いいよ、雪・・・でも、ココ汚しちゃうから・・・お風呂、行こ?」
朱美は今にも股間へむしゃぶりつきそうな雪をそう宥めると、彼女の肩へ手を置く。
「・・・は、い・・・」
雪はそれに辛うじて首肯すると、よろめきながら立ち上がり、朱美の後へ続くのだった。
ビチャッ
朱美は湿ったスパッツを脱ぎ、スポーツ・ブラも投げ捨てると、雪の前に裸体を曝す。
「・・・はぁっ、はぁっ・・・」
それに雪は、もどかしさの余りに引き千切らんが如く、パジャマのボタンを外しそれごと下着を脱ぎ捨てると、熱っぽい体を朱美へもたれかけさせた。
そしてそのまま、
ギンッ
まるで雪のためであるかの如く直立する剛直を、
「はぁっ・・・んっ・・・じゅぷっ」
口を滑り込ませて、喉奥まで一気に飲み込み、
「んっ、んくっ・・・ふっ・・・ごくっ」
その淫らな喉奥で、朱美の肉棒を扱き始める。
「いっ・・・はぁっ!!」
それに朱美は堪らず、喉を仰け反らせた。
雪は破邪の力によって淫魔ではなくなったが文字通り、『体得』した彼女の『淫技』が失われたわけではない。
妖しい色に濁った瞳を朱美に向けながら雪は、
「ずっ・・・じゅるるっ」
朱美の羞恥心を煽る様にわざと音を立てながら、牡液を啜る。
その様は、彼女が『淫魔』であった時と何ら変わることはない−
ヌプッ・・・ヌグンッ、ヌグンッ
「ひぃぁっ!?」
雪は朱美のカリを裏側から撫で返すかの如く、咽頭で朱美を嬲った。
その淫技は、
「・・・ぐぶぅっ!?」
淫魔化の『後遺症』で、常人よりも肉体の強靱性と快復力に富むとは言え、今は『人間』の身である雪自身に、激しい負荷をかけるものである。
しかし、
「んっ・・・ふぅう゛っっ!」
『はぁっ・・・朱美さんのおチンポ、臭くて美味しいっ・・・』
彼女の淫欲に塗れた『本能』が、その程度で止められる筈も無い。
グポッ、グポッ
カリが咽喉から空気を掻き出す、下品な音を立てながら雪は、
「・・・んっ、ふっ」
器用に鼻から息を抜き、朱美への奉仕に没頭する。
ゴリッ、ゴリッ
「おっ・・・ほぉおっ!・・・雪ぃっ!!」
カリのエラを嬲られ続ける朱美もまた、
グプッ・・・グブプッ
『本能』のままに雪の頭を掴み、肉棒を口腔の奥へと突き込んだ。
「・・・ひっ、ぶぅっ・・・ふぐぅんっ!」
「・・・ん゛っ・・・ぐうっ、ひぃっ!?」
『元』淫魔である二匹の牝は、互いの欲望を満たすためただ『利己的』にその肉体を貪り合い、朱美は、
「・・・ひぃあっ!!」
ドブッ、ドブッ、ドブッ
それを、『結実』させる。
「うぶっ!?・・・うぐっ・・・うぐんっ、んっ・・・うふぅうんっ♡」
雪は朱美の欲望のたけを受け止め、
ブシュッ・・・ゴクッ、ゴクッ
鼻からそれを噴き出しつつも懸命に、飲み続けた。
「ごくっ・・・んっ・・・うふぅ♡」
雪は最後の精を飲み込んだところで、至悦の表情をうかべながら、
「んっ・・・ぷぅっ・・・」
ヌッ・・・ヌルンッ
朱美の猛き肉棒をゆっくりと吐き出す。
ヌロォッ
雪の唾液とも朱美の精ともいえぬ、粘液に塗れた肉棒は、風呂場の鈍い灯りに照らされ、妖しい色彩を放っていた。
ビクンッ、ビクンッ
雪の口内へ、多量の『欲望の徴』を放ったのにも関わらず屹立するそれは、
『はぁっ、はぁっ・・・雪のアソコへ・・・ぶちこみたいっ』
『主』の欲深さを言外に主張している。
ヌチャァッ
「・・・いいですよ、朱美さん・・・雪のココに・・・ソレをください」
朱美の『苦悦』を見て取った雪は、己の秘所を指で割り広げながら、そう誘うのだった。
しかし『同情的』な言葉を吐く彼女も、
ドロォッ
己の『欲深さ』を隠すことはできない。
朱美達『元』メイデン・フォースの4人が共同生活を強いられている理由は相互監視だけではなく、ここにもある。
『元淫魔』である彼女達の『獰猛な性欲』を満たすことができるのは矢張り、『元淫魔』である彼女達自身しかないのだ。
朱美は雪の『献身』に思わず、
ゴクリ
と、唾を飲み込むと、
「・・・ありがとう、雪・・・続きは・・・お風呂の中でしましょ」
どうにかそう、微笑むのだった。
ピチャンッ
湯船の中で二人は、膝を突き合わせ向かい合う。
大きな浴槽は、女二人が同時に入浴しても余りある程の大きさがあった。
チャプンッ
その水面からは猛獣の如く、朱美の肉棒が鎌首をもたげている。
朱美は浴槽の縁に背を預け、腕を掛けながら、
「・・・雪・・・来て・・・」
潤んだ瞳で雪を誘った。
この体勢であれば、彼女に負担を掛けることもない。
察しの良い雪はその意図を察したのか、コクリと頷くと、
クチュッ
蜜が溢れ続ける秘壺を宛がい、
グッ、グヌヌヌッ
ゆっくりと腰を下ろしてゆく。
「んっ・・・あっ・・・朱美さんの・・・あったかくって・・・おっきい・・・」
ミチッ、ミチッ、と、湯を巻き込みながら膣肉を『満たして』ゆく感覚に雪は、喉を仰け反らせた。
朱美と同じ『後遺症』によって肉棒を持つ沙夜子とも肌を重ねることはあるが、長さや技巧では彼女に一歩譲るものの朱美のソレは、太さと硬さにおいて勝る。
『分身』故か、その性格を顕したかの如き、肉の逞しい味に雪は、耽溺せざるを得なかった。
一方朱美も、
「・・・はぁっ・・・雪の中・・・キツっ・・・い・・・」
ミジッ、ミジッ・・・ズジュッ、ズジュッ
獰猛な獣に飲み込まれたかの様な膣肉の『味』に、苦悦の表情を浮かべる。
朱美や沙夜子が『外見的な後遺症』を有するのと同じく、淫魔化した4人は皆、肉体そのものにも『後遺症』を抱えていた。
雪の膣肉も、淫魔に劣らぬ淫らさを保ち、『牡』を悦ばせる最高の『器』を失ってはいない。
『元淫魔』同士、数えきれぬ程肌を重ねてはいるがそれでも、深い愉悦を得るには十二分な『能力』を、互いに持ち合わせているのだ。
互いの肉の味に溺れた二人は、
バチャッ、バチャッ
浴槽の湯を白濁に染め、
「・・・ゆ、雪ぃっ・・・」
「・・・あ、朱美さぁん・・・」
グニッ、グニッ
抱き合い、肥大化した胸を擦り合わせながら、
「・・・雪・・・んっ・・・」
唇を重ねる。
「・・・んふっ・・・んっ・・・ち゛ぅうっ・・・」
雪は朱美のキスに、絡んだ舌で応え、歯茎を嘗め回しながら唾液を啜り始めた。
その『返礼』に朱美は、
ググッ
更に硬度を増した肉槍で、
ズグッ、ズグッ
性感帯である雪の子宮口に『キス』をし、
「ひっ、ぶぅっ!?・・・んっ、ふぅうっ」
『献身的な』同輩を、悦ばせるのであった。
「・・・んっ・・・ふっ・・・んくぅっ・・・」
朱美は雪とディープ・キスをしたまま、
グボンッ、グボンッ
子宮口の奥に肉槍を突き刺し、先程の口淫の返礼とばかりに、子宮口をカリで引っ掻かき始める。
子宮口を嬲られることを最上の悦びとする雪にとってこれは、相手が絶頂に近いことを示すサインでもある-
それに雪は、
「・・・んっ・・・ちゅっ・・・はぁっ・・・」
朱美から唇を離すと、
「・・・朱美、さんっ・・・雪の・・・しきゅーにチンポミルク・・・一杯飲ませて♡」
その唇から、彼女の可憐な外見とは裏腹の淫語を漏らす。
淫魔でなくなった今、彼女が子宮から『飲精』することなどないが文字通り、『体に染みついた』習性は自然と、彼女をそう仕向けるのだ。
ギュウゥッ
「ゆ・・・きぃっ!!」
子宮への『放精』を強請るのと同時に極限まで高められた膣圧に朱美は、
ドピュッ、ドピュゥッ
堪らず、雪の中心へ生殖液を放つ。
「んっ、はぁっ!・・・朱美さんのせーえき、あったかい・・・あはぁ♡」
雪はそれを子宮壁全体で感じながら、淫婦の様な笑みを浮かべた。
ドピュッ、ドピュッ
『人間』に戻った今、同じく『人間』である朱美の子を孕むリスクがあるが『そんなこと』よりもただ、性悦のみを享楽しようと彼女は、
ギュウゥッ
朱美の精を絞り続け、そんな雪に朱美も、
「んっ・・・はぁっ・・・雪ぃっっ!!」
ドピュッ・・・ズグンッ、ズグンッ
精を放ちながらも腰を動かし、子種汁を『戦友』の中へ放ち続ける。
ボコッ、ボコッ
『人』とは思えぬ量の精が、雪の腹を妊婦の如く膨らませる。
しかし、醜く血管を浮き立たせ、無様に腹を膨らませる雪は、
「あはぁっ♡・・・わたし、朱美さんのザーメン赤ちゃん孕んじゃった♡」
己の腹を嬉しそうに眺めながら撫で回すのだった。
True End After SideB 第1話 おわり
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